カバー内容
・Celestia概要
・エアドロ要件
・クレーム方法
・似たようなPJ?
▸概要
昨日9/26夜11時でModular Blockchainを取り組んでいるPJ、CelestiaがL2のいわゆる「アクティブユーザー」にエアドロをすることを発表。こちらのアクティブユーザーの定義が少しあやふやで、エアドロを受けられる人数は50万人ほどになります。
Celestiaは下記のスクショでも示している通り、Binance Labs、Coinbase、Polychainなどの超一流VCによりバッキングされています。
Modularブロックチェーンは下記の図のように元々一つのブロックチェーンで全部行うことを複数のレイヤーに分けて行うことでブロックチェーンをより早く、安全に動かせることをヴィジョンとしています。このCelestiaはL2のData layerとしての位置付けになります。
▸エアドロ要件
https://blog.celestia.org/genesis-drop/
上記のリンクのブログの方に詳しくエアドロの要件などが記載されています。
・データ
7,600人ぐらいの技術的な貢献者と、57万人ぐらいのオンチェーンアドレスがエアドロの対象になります。
合計のエアドロ額は60M (6000万)枚分の$TIAトークンになります。これがMax supply(発行総数)の6%を占めています。発行総数はもちろん60億、6Bということになります。
この50万人ぐらいの人に関係があるのは下記の表のEarly adopterの欄になります。50万で20Mを山分けするという形になります。スナショはシビルが全く湧き始めていないArbエアドロ前の1月で取られ、さらにこの中でもTx作りボットを排除するために50ドルの残高がないと排除されています。
・トークン用途
CelestiaのDAレイヤーの使用料金の決済、ガバナンス、ネットワークステーキングの3つのおおきな用途があります。Arbトークンのように一種類の有用性しかないものと比べ用途も多い上、発行総数が少ないので5〜10ドルぐらいの価値がつくと予想している人が主流。
このようなDAレイヤーでトークンすでに発行済みのPJは私の知っている限り非常に限られてきます。Celestiaのトークンパフォーマンスは楽しみでしかないですね。先述のように主流の意見は5~10ドルぐらいになります。今回のエアドロで、1ウォレット一番少なくて50トークン、多くて90トークン
・アクティブユーザーの定義
アクティブユーザは下記のスクショのA〜Jまでの項目で最高点23点の点数でランク分けされます。一個一個見ていきます。それぞれの要項のスコアの明細はこちらで確認できます↓
A、このRecencyというのはおそらくスナショまでに直近のTxはいつ頃なのかの記録
B、ENSドメインの所持。高いからシビルは買わないと予想しているため?
C、Gitcoin の寄付ですね。最近はパスポートで20点以上のユニーク点数がないと寄付できないようになっています。
D、スマートコントラクトをいくら触ってきたのか。これはETH、ARB、OPのみ記録されています。
E、ウォレット自体の存在時間
F、お馴染みのアクティブ月数。今月と来月のランダムの日でそれぞれ一回Txを刻んだ場合、2になります。
G、Fと似たようなものと思われます。
H、Tx数 (5〜30個=1点、30〜100=1.5点)
I、Txの総額。(100以下は0.5点、100〜1000=1点、1000以上は2点)
J、使ったガス代の総額(0~10ドル分のガス代使用= 0.5点、10~100=1点、100~1000=1.5)
▸シビル
怖い話が来ました。
・ブラックリスト系排除
シビルの方はいつも通り、HOPのブラックリストに加え、OPのブラックリストも利用されています。(私の知っている本当のユーザで間違って入れられている人もいます。もちろん少数です。彼らは今後エアドロ受けたいのであればウォレットを廃棄せざるを得ない...)
先月のConnextのものは利用されていませんが、時間の問題かと思います。今後はいずれ利用されると思われます。一度リストインした場合はアカウントを捨てざるを得ないですね。
・Trusta Labs
TrustaLabsは3M ぐらい資金調達を受けた場所ですが、彼らのシビル排除ネットは結構厳しくて、資金源混同はもちろん、同時間で10を超える垢での作業も逃れられない時代を宣言しています。心配な方は下記のサイトで自分で検証してみてください。Non-sybil verified と表示されたら問題ないです。これおそらく10以下は排除していないと思います。
https://trustgo.trustalabs.ai/dashboard/0x085ed975a8b6b860de3c2b871da60a3f9f48a5b8?chainId=324
・50ドルの壁
さすがに50ドルしか入れていないアカウントはもう少数になっていると思いますが、残高が50ないと受けれないということはTxの総額の枠も相当高いということになります。一垢はやはり500〜1000ぐらいの必要がありそうです。
▸エアドロのクレーム方法
下記のツイートからそのままリンク引っ張ってきています。最近ウォレット抜かれる事件が多発していますので必ず注意してください。こちらのリンクをまずアクセス。
こちらをクリックしてメタマスクと接続。すぐにサインが求められます。私もサインする時怖かったのですが、受け取るにはサインする必要があります。私のウォレットに異様はないので安全と思います。
Ethereum and rollupを選択するとMetamaskと接続できます。Check address manuallyを選ぶと手動でチェックできます。そのまま受け取る方はこちらじゃなくてEthereumを選んで接続してください。
アドレス自体が合格するとこちらのようにクレームができるようになります。クレームするにはKeplrウォレットが必要です。インストールリンクはこちら↓
https://chrome.google.com/webstore/detail/keplr/dmkamcknogkgcdfhhbddcghachkejeap
インストールして、シードを新たに作るか、過去のウォレットを導入してください。
ウォレットのシードを導入し終わって、名付けるプロセスをも完成するとこちらのステップになります。検索にCelestiaを入力し、こちらのテストネットを選択してください。
ウォレットのアドレスをコピーして、Celestiaのクレームページに戻り貼り付けてください。
貼り付けてClaim をクリック。
するとこちらのような画面になります。10月後半で実際メインネットローンチとともに売れる状態になります。Cosmos系は複雑ですね。Keplrウォレットのシードフレーズの方は大切に保管してください。
Liquid staking
本当に特に紹介することなく、ただのリキッドステーキングのプロトコルです、サイトにアクセスして、入れるだけ。
ポイントシステムをも導入していますが、VCからのバックはないので注意が必要です。
似たようなPJ
今回のCelestiaのエアドロの方式は今後にたようなPJ に真似されることは必然的です。
今から他のPJを早期発見、早期でTxなどを刻むことで次のエアドロにつながります。似たようなPJを軽く載せていきます。やることなども異なってきます。例えばAltlayerであるとGalxeでミッションありますが、Espressoはプロダクトが全く完成されていません。
今後も徐々に記事化できればいいなと思います。
https://twitter.com/EspressoSys
https://twitter.com/EclipseFND