Dolomiteはこの記事アップの数時間後にエアドロを発表しました、この記事の内容は夏までにエアドロが来ること想定なので、参考までにのみしてください。ポイントプログラムは1月の9日で完全に終了します。
Dolomiteは1000を超える種類のトークンをオンチェーンで(現時点はARB、後ほどにBeraチェーンにもローンチをする予定あり)貸し借り、そして資本効率を最大化できるプラットフォームである。さらにメインのLendingプロトコルの担保を利用して他のこともできるオールインワンのプラットフォームで最近見たものの中では目を一新してくれるようなプロトコルです。
そして、Lendingマーケットに自分のトークンを預けると、ガバナンス権を失う可能性があるが、Dolomiteではガバナンス権、ステーキングリワードなどを失うことなく、Lending をすることが可能です。これをVirtual liquidity modelと言います。
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そしてローコストを掲げ、メインネットにはマーケットがなく、L2のチェーンや(これからのBeraともピッタリと思う)ガスの安いチェーンをメインに展開しています。
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VCの中ではCoinbaseとPolygonのFoudnerがいますが、それ以外はDefi特化した感じのようなメンバーになっている印象を受けます。
元々Loopring(2018年、TVL60Mのマイナーチェーン)のDEXで2022年でGMXのGLPを機にARBチェーンに移動しています。最近ではBera移行で再び話題に上がってきています。
またここのConfounderはトランプのDefi プロトコル(World liberty finance)のアダバイザーロールの役職をも勤めていることがニュースに出ていました。
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Dolomiteのコアデザイン
概要
Dolomiteは下記の図のように2つのレイヤー(チェーンではないです)によって構成されます。モジュラーレイヤー(Module Layer)と基盤レイヤー(Immutable Layer)。この2つのレイヤーは、Dolomiteの仕組みを支える重要な部分です。基盤レイヤー(Immutable Layer)はシステムのコア部分で変更されることはありません。一方、モジュールレイヤー(Module Layer)は、基盤を維持しながら、新しい機能やアップデートを追加できる柔軟性を持っています。
現時点メインなのはやはりLending とかです。一括で流動性を使えるデザインと複雑なDefi ストラテジーを内蔵していることは非常にいいと思います。
今日メインに紹介するものと異なりますが、現時点のARB,MantleチェーンでメインにLooping、デルタニュートラルのストラテジーをワンクリックでできるサービスをも提供しています。↓
https://app.dolomite.io/strategies
バーチャル流動性(Virtual Liquidity Model)
Dolomite を始めるには、まず担保資産をDolomite残高に入金をする必要があります。この入金された残高は自動的にDolomiteによって利用されます、この資金はDolomiteの提供している多くのプロダクトの間において利用することも可能です。利用する時にはオンチェーンでいちいち資産を入れ出しする必要がないため、バーチャル流動性と呼んでいます。
これで毎週間にAPYがついています。
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Pointプログラム
Mineral概要
https://app.dolomite.io/minerals
MineralはMorphoのトークンと同じようにローンチされる前にはトレードが不可のトークンで($USDCと同じくErc-20規格)、流動性を提供してくれるリワードとして付与されます。下記の表はリワード付与の倍率になります。1ドルにつき1Mineral、1ETHにつき5kなので、現時点のそれぞれの資産の値段で見ると一番倍率がいいのはETHになります。逆に一番悪いのはUSDCになります。
毎週にポイントのマルチプライヤーをゲットすることができます。条件としては前回の週と同じやそれ以上の入金があってその金によってゲットできるMineralが保持できていることです。その条件さえ達成すれば、毎週0.5xのように足されていき、最大5倍のポイント効率をゲットできます。
もし5倍まで溜まったが、ETHを抜いてしまった場合はマルチプライヤーが1まで戻されます。例えば1万ドル入れたとして、半分抜いたら1に戻されます。
もし3日だけ抜いて、3日経ったらさらに2万ドル入金して、週で決算した際のMineralが先週より減っていない場合はマルチプライヤーがキープされます。
ポイントは週一配布この段落の最初のリンクでチェック、クレーム可能。
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Data
https://dune.com/shogun/dolomite-analytics
0x946f4a316e8ae3c7fdcdf86e84496c3ee3fbf26d
先述のように、普通のトークンと同じ規格で、トレード不可なトークンであるMINはコントラクトさえあれば全部オンチェーンで確認できます。コントラクトは上記になります。
現時点の総量は 4.4 B枚になります。
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Dolomiteと似ているPJ としたら、AAVE, Venus Protocl, Zerolend, Radiantなどになります。これらとTVLが同じレベルではないが、これからのBera移行で結構ポジティブな影響を受けることがあると考えています。何せよ今複数のチェーンに展開しているとはいえ、メインのプロダクトはGLPだけなので、他の競合とGLPのシェアをさらに奪いあいした結果現時点の100M 程度のTVLということになっています。
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Beraに行かないとしたら低く見積もって、Scallop ぐらいになって、21MのMcap(ほぼエアドロ分と仮定して)
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Beraに行って、Beraの賄賂モデル(Boyco)にピッタリハマってそれでポテンシャルが認められたらListaDAO程度のポテンシャルはあると思います。エアドロ分に大体50Mぐらい
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下記のDroptabs図が結構おもしろかったですが、現時点Dolomiteはエアドロを出すとは明言していませんが、Mineralというものがある時点で出す確率は高いです。下記の図で見てみると、1BあるTVLあるCloudのエアドロ量が25M、同じく1B+のKmainoが30Mなので、単純の エアドロMcap/TVL 2% ~ 3%程度になります。これに関してTVLのポテンシャルは500M 程度まではあるDolomiteはこの割合をもう少し高めることができるじゃないかなと思います。
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TVL現時点100M これがBeraの影響を受け、5倍になったとします(BoycoのTVLは大体1B予想、その中の一部がDolomiteに入ると予想)、来年の夏程度でエアドロをする(Pendleのマーケットの満期ごろに)とします。Mineralの量は今年の4月から現時点まで8ヶ月で4.4Bで、これらとマルチプライヤーもろもろ考えて雑に最終的なMineral量が現時点の8倍の35Bになったとします。その時にエアドロの総合ドルバリュー(均等配分想定)で
エアドロの額も暴力的に5Mの倍数で決めて、Mineralの量は現実的の0.25BTCを180日ホールドすると下記の値になります。つまり、1.8M Mineralということですね。ほぼ同部類のKaminoでは50M 程度をエアドロしていて、それのTVLとは現時点比べものならないので、これぐらいの額にしています。
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DolomiteのPendleマーケット
語彙
Implied APY= 市場の予想した最終的なAPY、変動しますし、これがYTの購入値段。
Underlying APY=プロトコルの実際のAPY 、これは毎週もらえます。YTの場合はコストからこれをマイナスする必要があります。
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概要
Pendleの全てのYTに3倍のブースト、現時点マーケットARBのみ、満期170日あるが、実際は24週間と見た方がいい(Dolomiteのポイントの特性は週に配るなので)。下記は投資アドバイスではなく、完全に憶測に基づく計算だけです。
dWBTC
圧倒的にBTCの方がお得なので、まずはBTCのYTから、先の試算でなぜ0.25BTCとしたかと言ったら、Pendleの中で500ドルで現時点これぐらい購入できるからです。
これのポイントの量は
また、500ドルが全部消えるってわけではなく、Underlyingがあります、現時点は1%と低い水準ですが、過去の平均(11週間)を私が計算しましたが、超ブルの時も含めると3%程度。
保守的に2%のUnderlyingで掘るとしたら、半分程度消えるってわけなので、280ドルで 満期までに1.8Mのポイントを掘れることになります。
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先のこちらのチャートはこの500ドルのポイント量と40Bポイント総額想定(現時点の9倍程度)とMcapが下記と計算した時、5M下回ると損ししますし、ポイントをインフレさせまくると損します。現時点は9倍インフレ予想なので。
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USDCの場合
BTCよりは少し不利、要因はImpliedが高いからと思います。
先と似た公式で
$
となるわけなので67Mと見ましょう。
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Underlyingが10%平均なので、現時点は底辺の8%程度、つまり現時点の最大損失額(エアドロしない時)は-37.47%、つまり現時点の最大コストで190ドル程度で下記の表のドルバリューを掘れます。5Mだったら余裕で損しますし、10M でもギリ回収。これは保守的に見た場合です。
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記事ノート
Dolomiteに$Pendleを預けることで金を借り出すこともできます。