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Hemi Network

概要

バイナンスラボなどから15M 資金調達したプロジェクトで、BTCとEVMの両方を使ったレイヤー2のプロジェクトになります。Hemiの開発者のJeff GarzikはBTCの初期からいるデベロッパーの方で、前のプロジェクトから数年ぶりにこちらのL2を立ち上げています。

Hemiは彼ら自身の言葉によると:HemiはBTCのセキュを用いながら、イーサリアムのスマートコントラクトをも利用可能とした環境を整備したモジュラーL2です。

BTCのL2は色々ありますが、Hemiがこれほど注目されているのは興味深いと思います。

インセンティブ

大きく分けて2種類のインセンティブがあり、オンチェーンのtestネットタスクや、オフチェーンの宣伝、教育活動です。

オンチェーン(Testnet)の活動でポイントを得ることができ、このポイントが将来的にトークンに転換できる可能性がHemiの判断下であるかもしれません。

イベントは合計3シーズンをやる予定らしく、現時点はTestnetシーズン=Season 1で、これからはTGEシーズンと流動性ブーストシーズンがあるそうです。

データ

主に2種類の狙い方があって、PoPマイナー(CLI推奨)を立ち上げるか、EVM系のテストネットを触るかです。

EVM(テストネットタスク、簡単)

現時点において、下記のように、14万5千人がテストネットのアカウントを作成している感じになっています。EVM系のダッシュボードにはポイントも考慮されます。

BTC・PoPマイナー

https://testnet.popstats.hemi.network/

これまで合計に18万ほどのマイナーノードが立ち上げられました。相当人多いですので、シビル排除してもおかしくないです。

この中は全てを統計しているので、一部やめた人や質の低いものも中に含まれていると思います。

事前準備

Network追加

https://app.hemi.xyz/en/get-started/?networkConfiguration=automatic&profile=explorers

こちらのサイトで2つのネットワークを自分のEVMウォレットに追加してください。

Pointダッシュボードの登録

ウォレットをまず接続して、続いてコードを入力、私のリファコードは b6869535 になります。最後に自分のツイッターをも接続してください。

3つの入力が完了しましたらこちらのダッシュボードのページに辿り着くと思います。色々Galxeのタスクだったりがあります。

Faucet

Hemiのテストトークン受け取るのに、登録してから14日以上経過したツイッターのアカウントが必要です。

まず上記のリンクをタップしてDiscordに加入してください。認証を済ませてから、1で指しているプルダウンをタップして→連携ロールをタップ。

自分のツイッターを連携してください。

※もし失敗したら、彼らのSupport チャンネルで自分のツイッターをModの人に提示したら、彼らが手動でロールを付与します。

ロールがもらえましたらこの形で自分のETHウォレットとBTCウォレットにテストトークンを申請することができます。

ロールもらうと開放されるこの新しいチャンネルで /faucet というコマンドを入力すると、2つの候補が出てきます、上はETHアドレス向け、下はBTCのアドレス向けになります。

何かを選定して、自分のアドレスを入力してください。

ガス代調整

Hemiは先の段落でもあったように、やっている人が結構多いため、ガス代の調整が必要です。私は25Gweiに設定したら結構問題なくTxを通すことができています。

Metamaskの場合のやり方↓

タスク

こちらのダッシュボードでタスクなどを管理します、ポイントは4時間に一度アップデートします。

swap・1日2回

https://swap.hemi.xyz/

このタスクで他のタスクで必要なトークンを取得できますし、これ自体は1日2回やることができて、コツコツやれる人はやってみてください。

※テストネットは必ずエアドロもらえる保証はありません。

上記のリンクでUniswap型のDEXで下記のようにスワップすることができます。

Gnosis・一度のみ

まずActionのCreate safeをやります。先ほどのFaucetでETHのテストトークンを受け取っている必要があります。

Createをタップして、Gnosisのサイトをアクセスします。

ウォレットを接続したらこの画面になりますが、Switch to hemiをタップして、Hemi ネットワークに切り替え、任意に作るアカウントの名称を入力してください。

次のステップはなにも変更せずに、右下にあるNextをタップします、最後の画面でCreateをタップするとTxの承認の画面が出てきます。

TXを通して、この画面で少し時間がかかります。ページを閉じないでください。下記のスクショのようになれば大丈夫です。

Capsule・週2回

https://app.capsulelabs.xyz/

Capsuleのサイトをアクセスして、ウォレットを接続する前に自分のウォレットをHemiテストネットに切り替えてください

必ず下記のようにHemiになっていることをチェックしてください。ETHメインネットでやると価値のある資産が使われます。

問題なければAdd asset

スワップタスクで取得したトークンをここに当てます。

この後のステップは特に変更しなくてもタスク自体はクリアできます。

トランスファー先には任意にアドレスを貼るか自分のアドレスを貼ってください。

また、これらとは別にGalxeのSNSタスクもあります。たいして意味がなさそうなので、余力ある人のみでいいと思います。
https://app.galxe.com/quest/HEMI/GCDF5tvTme

PoP mining (Miner Node)

概要

太字が要点です。

ここはPoP(Proof of Proof)と呼ばれる手法でネットワーク認証をしています。認証作業を行う人はマイナーと呼ばれています。

このPoPはビットコインチェーンのPoWと違って、複雑な数学計算をいかに早く結果を出すかを競い合うのではなくて、Hemiのブロックのヘッダーをビットコインチェーンに投稿するだけのノードのため、電力消耗とかもそれほどないし、安定性の方がここのマイナーでは重視されます

また、Hemiチェーンでは5分おきに一度ブロックが生成されます、このプロセスをKeystoneと呼びます。マイナーノードを立ち上げたら、このKeystoneは徐々に増えていきます。これからのステータスチェックの段落でチェックの仕方を記載しております。

Keystone=一種のポイントのようなものです。今どういう意味があるかは明かされていません。

また、CLIマイナーの方をこれから紹介します、こっちの方が推奨されています。これからはLinuxシステムバージョンです。

VPS Update

そのため、継続的に作動できるVPSやパソコンを使ってこのノードを建てることが推奨されています。まず下記のアプデをします。

sudo apt update && \
sudo apt install curl git make jq build-essential gcc unzip wget -y

私のVPSはIntel/AMD 64-bitなので、下記のコードで行けます。

mkdir $HOME/helm && \
cd $HOME/helm && \
wget wget https://github.com/hemilabs/heminetwork/releases/download/v0.4.3/heminetwork_v0.4.3_linux_amd64.tar.gz
tar xvf heminetwork_v0.4.3_linux_amd64.tar.gz && \
cd $HOME/helm/heminetwork_v0.4.3_linux_amd64 && \
sudo cp -r $HOME/helm/heminetwork_v0.4.3_linux_amd64/popmd /usr/local/bin && \
popmd --version

他のバージョンの人は下記をご覧ください。リンクはこちらLinuxVPSの人は関係ないので、手順通りに進んでください。

Key発行

chmod +x keygen && \
./keygen -secp256k1 -json -net="testnet" > ~/popm-address.json && \
cat ~/popm-address.json

このコマンドを入力すると下記のスクショのようにプライベートキーが発行されます、他人に共有せずに保管してください。

テストトークン調達・Node立ち上げ

続いてHemiのDiscordのFaucet チャンネルの中で/faucet tbtcを選択し、先ほど調達した自分の ''pubkey hash''を貼り付けて、tbtcを調達します。(わからない方は本記事の少し前のFaucet調達の段落をご覧ください)

/tbtc-faucet の方になります。

続いてterminalに戻って下記のコマンドの ''private key''の箇所を先ほど生成したPrivate Keyで置き換えます。 ''ab123....''という形式になります。これをTerminalに貼り付けます。

sudo tee /etc/systemd/system/helmd.service > /dev/null <<EOF
[Unit]
Description=Helm daemon
After=network-online.target

[Service]
Environment=POPM_BTC_PRIVKEY="private key"
Environment=POPM_STATIC_FEE=50
Environment=POPM_BFG_URL=wss://testnet.rpc.hemi.network/v1/ws/public
User=$USER
ExecStart=popmd
Restart=always
RestartSec=3
LimitNOFILE=infinity
LimitNPROC=infinity

[Install]
WantedBy=multi-user.target
EOF

最後にこれでマイナーを起動します。

sudo systemctl daemon-reload && \
sudo systemctl enable helmd && \
sudo systemctl start helmd

ステータスチェック

これで自分のノードのステータスをチェックできます。

sudo systemctl status helmd

このようにActiveのフィードバックがありましたら作動しているということになります。

https://testnet.popstats.hemi.network/

こちらのページ↑で自分のPublic keyを入力すると自分のステータスを閲覧できます。

表示されるまで数時間かかります。大体4時間は時間を空けましょう。

Node維持

https://mempool.space/testnet

こちらのページで自分のpubkey_hashを貼れば $tbtcの残高を確認できます

ノード作動していくうちにたらなくなります、Faucetで再度請求をしてください。12時間おきに一度請求できます。

参考資料


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