概要
Nostraは、Starknetチェーンに構築される、レンディングプロトコル。Zklendと似たようなもの。
Nostraは、有力企業のJump crypto、wintermuteなどから5.9mの融資を受けているTempusというチームによって開発されました。また、公式サイトによると基本はTempusに融資されている企業とVCは同じですが、加えてStarknetの開発チームであるStarkwareにも supportされています。
トークンは現時点で未発行ですが、$NOSを発行することが確認されています。さらにあくまで予定なのとあまり計画通りにすすむことはクリプトでは少ないですが、Q1にトークンを発行予定ということです。個人的には時期はずれ込むと思っているので、そう遠くないうちという認識の方が良いと思います。
エアドロ戦略
Nostraのチームは元々、Raftというプロトコルも開発しており、ここは昨年の10月ごろにエアドロを行っておりましたが、なかなか捻くれたマニアックなエアドロだったので10月時点では悩ましかったですが、ポイントシステムを導入したので、割とわかりやすくエアドロを狙えるかと思うので紹介します。こちらのチームについての情報は少なかったので、判断は難しいところです。
ポイントの貯め方はmarginfiに近いです。トークンを貸す、借りることによってポイントが貯まります。違う点が二つあります。
一つ目が、貸し出す時のポイントはUSDCなどのステーブルコインは1ドルにつき1ポイントでボラリティのあるETHやWBTCは1ドルにつき2ポイントずつ加算されていきます。
2つ目が、借りる際に下限が設定されており、Ethであれば0.25ETH以上から出ないと借りることができません。借りるためには当然、その額以上の担保を必要とするので700~800ドル近くの資金を預けなければ借りることができないということです。しかし、それなりの恩恵もあり、借りる場合は1ドル借りるにつき、ステーブルトークであれば4ポイント、ボラリティのあるトークンであれば8ポイント貯まるのでなかなか大きいです。
私自身は、貸すだけでも十分なポイントを得られると思ったので借入はしていません。
実際、9万人ほどのユーザーがいるのですが大体は少額の資金しか預けておらず500ドル相当のETHを10日間預けており、1万ポイント程度貯まりましたが、すでに7000位程度にいます。1万ポイント貯まるまではなかなか順位が上がらなかったのですがリーダーボードでみると1万ポイントのアカウントが数千垢あり(おそらく同一人物が行なっているBOT垢)そこさえ超えれば割とすぐに上の方に行きます。1万ポイント以上を目安に行うのがおすすめかなと思います。
また、下記がNostraのデータになりますが、Marginfiの385Mと比べると本当に少ないということはわかると思います。
リスク
Lend系のPJ全てに共通する注意事項ですが、もし、貸すだけなく借入も行う場合、清算に注意してください。もし500ドル分のETHを貸して、300ドル分のUSDCを借りた時、ethの価値が40%下落したとすると貸してる価値よりも借りてる額の方が大きくなり、そうなった時点で清算が行われ、預けた資金は没収されてしまいます。一番良いのはETHを借りたらETHを借りる、ステーブルコインを借りたらステーブルコインを借りるというものです。そうすれば、清算リスクはかなり少なくなります。
また先述の通り、このチームの実力とエアドロの実行力については結構疑問視しています。また彼らの別のプロトコルRaftは去年の11月で一度ハッキングされています。
やること
上記のリンクやお好きのブリッジサイトでStarkにブリッジしてETHを100〜200ドル程度調達することが必要です。
続いて上記のNostraのサイトをアクセスしてください。私は結構前から200ドル分ETHを貸して=Lend、今ランキングで1万位ぐらいになっています。
やることは本当にシンプルで、Marketsの中でETHや他のトークンをタップ。
入れたい額を上記の推奨とエアドロストラテジーを踏まえ、入れてください。これのみです。
自分のランキングはポイントという箇所で確認できます。
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