Renzo🤝HyperThrust

Renzoとは

2ヶ月前に書いたこちらの記事をもぜひ参照してください。RenzoはEigenのネイティブリステーキングをするプロトコルです。つまりEigenのためのLidoみたいなものですね。

またこの前の記事の時時点ではBinanceがいなかったですが、すでにBinanceによるバックも発表しております。バイナンスがバックしたRe-staking 系のPJ もPuffer&Renzo ということになりました。

最近このRenzoはArbitrumチェーンからのデポジットをも開通しており、結構革命的なことかと思います。

これまではETHチェーンのRenzoプールにそのまま送金し、送金されたETH がプール内で32ETH 以上貯まったらSoloステーキング→EigenにRE-staking される仕組みだった。

これからは

  • ユーザーがArbitrumチェーンにあるRenzoプールに$ETHを送金

  • Renzoが代わりにレシートトークンである $ezETHをユーザーのETHデポジットの代わりにユーザーに渡す

  • RenzoのArbチェーンでの$ETHプールが一定程度たまったら、Connextブリッジを通してその$ETHをETH メインネット(L1)にブリッジ。

  • 受け取った全ての$ETH($WETH の場合はUnwrapして$ETHにする)をRe-stakingのプールに入れる。

  • このプロセスによってミントされた余分の $ezETHはBurnされます。L1とL2の $ezETHの値段はChainlink を利用して微調整が行われます。

これらの費用はユーザーから徴収すると記載はないので、Renzo 側が支払うことになるかと思います。ユーザーの視点から見れば、低コストでEigen、Renzoを利用することができ、L2のETHにイールドをもたらすことができることが魅力ですね!

Blastとの関連

Renzoは先述の通り、クロスチェーンにおいてRe-stakingすることが可能になっており、同じ要領で $ezETHを他チェーンにブリッジすることも可能になりました。この$ezETHをブリッジしても毎年 3.35%のイールドは変化しないままですが、それにさらにプラスでBlastのポイントをもらえます。

今年の2大話題=Re-staking、Native yield L2を融合した熱々トピックです。

初めてBlastチェーンで安心してデポジットできるLPペアですね、両方のトークンの値動きは連動しているのでILの心配も少ないし、ポジションを管理する必要がない。

注意

  • 現時点 $ezETHをブリッジする際はETHメインネットからのブリッジのみになります。

  • RenzoのオフィシャルUnstakingがなく、$ezETHを流動性として解放したい場合はこちらにあるDEXを利用する必要があります。

  • $ezETHをウォレットにおいて所持すれば、Renzoポイント+Eigenポイントをもらえます。

  • ARBチェーンで調達した$ezETHはARBだけでの活用になりますが、Eigen +Renzo の二重取りできます。Blast興味ない方はこれでも問題ない

  • Blast興味ある方はETHをブリッジしてスワップして調達することを推奨します。

戦略

  • ARBチェーンでRenzoにETHをステーキング→これでRenzo+Eigenの二重取り/もしくはETHをそのままBlastへブリッジしてスワップして $ezETHを取得する。

  • 先のステップで$ezETHという価値のついたトークンがもらえます、そのトークンをBlastチェーンにブリッジします。→これでBlastポイントゲット、Blastイールドは不明

  • Blastチェーンにおいて、$ezETHとETHを取得してBlastのUniswap型DEX、ThrusterのV3プールに入れます。→これでThruster pointゲット

  • 任意:最後に先ほどのポジションをHyperLockにさらにStake、これでHyperのポイント+ブーストされたThrusterポイントゲット。またHyperLockはBlastからもらう予定の全ての開発者エアドロをユーザーに還元すると明言していますのでそちらもゲット。

まとめると、

Hyper Points🤝Thruster Credits(points)🤝Blast Point/Gold🤝Eigen Point🤝Renzo Point

の6重取りということになります!

実演

・Renzo

https://app.renzoprotocol.com/?ref=0x9b00ce3fb353a08b08c42f9b052990a47e3c78bf

上記のサイトはRenzoのサイトになりますが、アクセスしてください。

1、Restake の箇所をタップすると下記の画面になります

2、上の方のRestakeのところのETHをタップすると複数のチェーンのETHをステーキングすることができます。Blastにブリッジしたい場合はETHチェーンを選択してしてください、ARBチェーンにおいてそのまま所持してARBのDEXにLPなどしたい場合はARBにしてください。

全部完了しましたらConfirmして $ezETHを調達できたと思います。

・ブリッジ

RE-staking完了しましたらこちらのブリッジサイトをアクセスしてください。これが現時点唯一推奨されているブリッジサイトになります。

何回も繰り返している通り、L2の $ezETHをBlastにブリッジできません。ETH チェーンになりますのでガス代を注意してください。

送る額、チェーンを全部設定してからSendをクリックしてください。

https://app.rhino.fi/bridge?token=ETH&chainOut=BLAST&chain=ARBITRUM

Blast宛の$ETHブリッジはRhinoを推奨します。↑

・Thruster

ThrusterはBlastの最大DEXであり、第二位のDEXのAmbientの2倍以上のTVLがあります。現時点このThrusterのプールにezETH/WETHペアで流動性提供するとさらにプラスでAPRがもらえます。

2つプールがあるのはFee Tierの選択の違いによるものです。Thrusterに限らず、Uni V3型のDEXはFee tierを自分で選べます、大体は0.05~0.3%の間に設定されています(つまり毎回のTxにつきその%ぐらいの手数料が引かれ、LPにいきます)。であれば1%とかに設定すればいいじゃんという話になるのですが、そうするともっと手数料の低いプールでスワップすればいいの話で結局トレーダーがいなくなり、儲かりません。低すぎるとLPしたい人がいないので流動性不足が発生します。そのため大体これぐらいで安定しています。

$ezETHをそのままブリッジしていない人はSwapタブでETH → ezETHでスワップを行ってください。

続いて流動性追加のページに行きます。https://app.thruster.finance/add

ETHとなんらかの方法で調達済みのezETHをここに流動性追加すればいいです。流動性追加完了しましたらその流動性のポジションのレシートがもらえて、レシートはNFTの形式です。そのNFTを他の人に転譲することは流動性の中に入っている金を全部転譲することになりますので注意してください。

・HyperLock

https://app.hyperlock.finance/

今後トークン発行したらVe(3,3)モデルが導入され、ロックしたガバナンストークンを多く所持しているが投票で選出されたThrusterプールが多くの利回りを得るという仕組みになりますが、現時点Hyperlock、Thrusterの独自トークンがなく、ただ元から得られるLPの収益+HyperLockの独自ポイント+その他諸々のポイントブーストになるということですね!

今現在Thrusterのポジションをただ持つよりはHyperLockにロックした方が、5、6種類のポイントをゲットできますのでこちらの方を推奨します。

やり方も簡単でHyperlockに行き自分の持っているLPポジションのNFTが表示されます。例えば私はezETHの方を入れたいのであれば、そちらのStakeをタップすればいいです。

NFTはHyperが代わりに保管し、収益はこれまで通り+一種のポイントブーストになりますね!

Your LPの右にIn walletとDepositedがありますが、In walletの方はただ座っているだけのThrusterポジション、Depositedの方がすでにHyperにロック済みのものになります。

一応毎週の木曜日にポイントが配布されるそうです。これでBlastのポイントももらえますが、Blast側のAPIを統合する必要があり、現在Thruster/HyperのDevチームがそれを頑張っています!

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