デルタニュートラルストラテジーを採用したステーブルコインに着目するロシア系のプロジェクトになります。Ethenaと非常に似ていてますが、デルタニュートラルよりもさらに一層保険をかけているのが特徴です=RLP。
Delphi Venturesによってインキュベートされていますが、特に額などは公開していません。Pendleにも昨日上場しましたので、一定程度Defi界隈から認められたものになります。トークンセールのニュースは現時点ありません。
現時点のTVLは150M あたりで早期の段階ではありますが、12月から一気に成長をしています。
類似PJ:Ethena, Usual, Astherus (asUSDF)などのステーブル系
概要・USR
ResolvはUSRと呼ばれるステーブルコインを発行していて、これの担保としてEthenaと同じようにETHを利用しています。そしてETH の値下げを防ぐために同時にPerpでショートポジションを維持しています。Ethena と異なるのは完全なうステーブルと別にさらにRLPと言う保険用に使うトークンを開発しており、このRLPはリスクがあります。
收益は下記の図のように10%程度です。Ethenaと大差がありません。(少々低いぐらいです)
USRの特徴
常に過度担保されており、つまり1USRには1ドル以上の担保があると言うことです。
USR自体はUSDTと同じようにイールドを持たないただのステーブルであるが、これをステーキングするとイールドを持ちます。
ステーキングをすると年利がつく$stUSRをもらうことができます。
Lido、バイナンス、DineroのETH LSTを担保にしています。
概要・RLP
USRはETHによって過度担保されている話をしましたが、その過度担保分でさらにRLPトークンを発行しているのがResolvの特徴です。このRLPトークンは全てのリスクを受けます、その代わりに高いイールドを提供します。もしデルタニュートラル先として採用している取引所が何かあった時、RLPの値段自体が暴落して、吸収できる損を吸収します。
収益は20%行かないぐらいですが、何か起きた時はRLPの大量売却がたかい確率で起きてしまいます。
RLPの特徴
RLPは常に値段が変動します
USRにリスクが行かないように全てのリスクを吸収します、もしマイナスになった場合はプロトコルから何も収益が配られません。
ファンディングレート(FR)がマイナスの時に損します。ベアマーケットになるとRLPのイールドが低くなりそうですね。
★利益配分
得している場合
例えば2万ドルの利益が入ってきましたら、stUSRの人に5600ドル分のリワードが配分されます。それに対してよりリスクをとっているRLPの人に対しては14400ドル分のリワードがあります。
損している場合
しかし、仮に損をしてしまったら、もちろん両方ともに当日のリワードはゼロになりますが、RLPの方のプールからその損した分だけが差し引かれます。
まとめ
$USR
=Ethenaのステーブルと同じく、デルタニュートラルで新たに発行されたステーブル、利益率ゼロ。
$stUSR
=USRをステーキングすると得られるプロトコル収益が得られるもの、これは大体のLSTと違って、自分自身の価値は増えずに、数量が増えることによってイールドをリアライズすることが珍しいです。(=Rebasing)
引き出すのに24時間かかります。
なのでもちろん1USR=1 stUSRになります。Unstakingの待ち時間もゼロです。
$wstUSR
おそらくPendleのために?開発されたもので、数量は増えずに、トークン自体の値段が徐々に上昇するものです。stUSRとほぼ同じだが、Pendle利用できるものと考えてください。
$RLP
保険トークンで価値が常に変動します。受け入れるリスクとしては:CEXの破綻リスク、FRのコストなど。RLPの値段下落で損が表現されます。
$RSLV
ガバナンストークンで、特に新しさは私には見出すことができませんでした。プロトコル収益もここには配布されるが、具体は決まっていない模様で、ガバナンス参加やインセンティブ用に使われるそうで、今はまだ出ていませんが、2025年のQ1に出る噂があります。VCの割り当てがどれぐらいあるのかもまだ公表されていませんのでうり圧がどれぐらいあるのかもわかりません。しかしVCの数的に現時点はそれほど多く配分してないと思います。
Point
資産所持でポイントゲット、早期参加でポイントをより多くゲット。それほどシンプルである。
You engage with Resolv — you get points. You get in early — you get the boost. Simple.
リファ
リファ踏む人に20%のブースト、踏まれた人に10%が行きます。ポイントインフレはもちろんしますが、両方のメリットをある程度中和してくれています。上記が私のリンクでぜひ踏んでください。
point倍率
具体的な倍率はこちらで一覧できます。エポックと言うのがあって、今のエポックですぐに入金すると50%のブースト、次のエポックでこのブーストの倍率が徐々に下がっていきます。
一番リスクの低いUSRの所持で30P毎日、BaseとETH メインネットにおいて違いはありませんがUIからでもETH のみ。
イールドがつくstUSRは5P毎日
PendleのYTは30/YT。現時点の倍数で計算すると1ドルにつき、360Pが掘れます。YT(Implied Yield)が下がれば下がるほど一ドルあたりの量が増えます。
Pendle
現時点Pendleとも提携して、プールを上場しています、ここのImplied Yieldが45%と少々高めで、満期は90日程度です。(メインネットのみ)
このマーケットの意味はstUSRの所持で最終的にもらえる全てのイールド(=Resolvのベースイールド+Resolvのポイントの最終的なバリュー)が44%を超えることを期待していると言うことです。
Resolvが破綻しない限り、10%程度のイールドは保証されるはずです。これをUnderlying Yieldと呼びます。
現在これぐらいついているのは「ポイントのバリューを年利換算された時に30%を超える」と市場の判断になります。
ポイントはPendleの限定ブーストがあります、1YT(現時点12倍倍率、1ドルで12USRの効果)=30ポイント掘れます。
そして下記の図のよう1月までは20、満期までは15と徐々に掘れるスピードが下がります。
やること
一番ローリスクの人はBaseでミントするだけで十分です。他のより進級的なストラテジーはこの段落もいらないと思いますので、上の段落をご覧ください。
まず上記のリンクでリファ登録して20%ブーストを確保します。
完了したらトークンを購入するのみです。下記のリンクは私の設定済みのものでトークンペア選定済みです。
0x35e5db674d8e93a03d814fa0ada70731efe8a4b9
Baseのコントラクト↑
まとめ
Usual、Ethenaなど大量のステーブル系が最近現れたため、TVLも急成長しています。Ethena と比べさらにリスクを吸収する緩衝層を設けたことが最大な革新で、アーリーを優遇するために、ポイントプログラムに参加しても悪くはないと思います。YTのマーケットもUsualのせいで完全にFomo 状態になっていて、YTの値段が少々高いように感じます。
で先ほどの革新は多くの人がEthenaからの乗り換えの動機にはなりづらいと個人的に感じているので、EthenaがDelta Neutral系ステーブルのマーケットシェアを大量に占める現在で、結構似ているResolvに残されたマーケットのパイが少々少ないかもしれません。
私の感覚ではゴミのエアドロでもAPRといったら20%〜30%で徘徊しますので、そしてBaseより参入できますので、ステーブルの割合を増やしたい人でついでに低コストでエアドロを狙いたい人にとっては本当に最適なものと思います。
そして、HyperliquidにDelta Neutralのポジションを持っていることで、HLの成功と結びつける人も多数いますので、それに乗っかれるとポテンシャルがより大きいと思いますし、HLでの現物上場も期待していいと思います。
総合的な評価としてはUsual、Ethenaのように一新させるデザインではなかったように感じます。
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