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Resolv

Kazuma

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デルタニュートラルストラテジーを採用したステーブルコインに着目するロシア系のプロジェクトになります。Ethenaと非常に似ていてますが、デルタニュートラルよりもさらに一層保険をかけているのが特徴です=RLP。

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Delphi Venturesによってインキュベートされていますが、特に額などは公開していません。Pendleにも昨日上場しましたので、一定程度Defi界隈から認められたものになります。トークンセールのニュースは現時点ありません。

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現時点のTVLは150M あたりで早期の段階ではありますが、12月から一気に成長をしています。

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data

https://dune.com/saul/resolv-labs-dashboard

紹介当初よりもTVLが3倍以上になり、面白いデータのダッシュボードを見つけたので共有をしておきます。2月3日で市場の大清算でクリプト全体から40BぐらいMarket capから飛んだが、その中で、Resolvの提携している一箇所の取引所では清算されたが、RLPの人がそれを全部吸収し、USRの所持者には負のインパクトを及んでいません。同じ競合であるEthenaも問題なくこの危機を乗り過ごしたのは評価をすべきことです。

現時点TVLのうちの15%がこの緩衝層のRLPで構成されています。

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類似PJ:Ethena, Usual, Astherus (asUSDF)などのステーブル系

概要・USR

ResolvはUSRと呼ばれるステーブルコインを発行していて、これの担保としてEthenaと同じようにETHを利用しています。そしてETH の値下げを防ぐために同時にPerpでショートポジションを維持しています。Ethena と異なるのは完全なうステーブルと別にさらにRLPと言う保険用に使うトークンを開発しており、このRLPはリスクがあります。

收益は下記の図のように10%程度です。Ethenaと大差がありません。(少々低いぐらいです)

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USRの特徴

  • 常に過度担保されており、つまり1USRには1ドル以上の担保があると言うことです。

  • USR自体はUSDTと同じようにイールドを持たないただのステーブルであるが、これをステーキングするとイールドを持ちます。

  • ステーキングをすると年利がつく$stUSRをもらうことができます。

Lido、バイナンス、DineroのETH LSTを担保にしています。

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概要・RLP

USRはETHによって過度担保されている話をしましたが、その過度担保分でさらにRLPトークンを発行しているのがResolvの特徴です。このRLPトークンは全てのリスクを受けます、その代わりに高いイールドを提供します。もしデルタニュートラル先として採用している取引所が何かあった時、RLPの値段自体が暴落して、吸収できる損を吸収します。

収益は20%行かないぐらいですが、何か起きた時はRLPの大量売却がたかい確率で起きてしまいます。

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RLPの特徴

  • RLPは常に値段が変動します

  • USRにリスクが行かないように全てのリスクを吸収します、もしマイナスになった場合はプロトコルから何も収益が配られません。

  • ファンディングレート(FR)がマイナスの時に損します。ベアマーケットになるとRLPのイールドが低くなりそうですね。

★利益配分

https://docs.resolv.xyz/litepaper/protocol-mechanics/profit-distribution/calculation-example#example-2.-reward-epoch-loss

得している場合

例えば2万ドルの利益が入ってきましたら、stUSRの人に5600ドル分のリワードが配分されます。それに対してよりリスクをとっているRLPの人に対しては14400ドル分のリワードがあります。

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損している場合

しかし、仮に損をしてしまったら、もちろん両方ともに当日のリワードはゼロになりますが、RLPの方のプールからその損した分だけが差し引かれます。

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まとめ

$USR

=Ethenaのステーブルと同じく、デルタニュートラルで新たに発行されたステーブル、利益率ゼロ。

$stUSR

=USRをステーキングすると得られるプロトコル収益が得られるもの、これは大体のLSTと違って、自分自身の価値は増えずに、数量が増えることによってイールドをリアライズすることが珍しいです。(=Rebasing)

引き出すのに24時間かかります。

なのでもちろん1USR=1 stUSRになります。Unstakingの待ち時間もゼロです。

$wstUSR

おそらくPendleのために?開発されたもので、数量は増えずに、トークン自体の値段が徐々に上昇するものです。stUSRとほぼ同じだが、Pendle利用できるものと考えてください。

$RLP

保険トークンで価値が常に変動します。受け入れるリスクとしては:CEXの破綻リスク、FRのコストなど。RLPの値段下落で損が表現されます。

$RSLV

ガバナンストークンで、特に新しさは私には見出すことができませんでした。プロトコル収益もここには配布されるが、具体は決まっていない模様で、ガバナンス参加やインセンティブ用に使われるそうで、今はまだ出ていませんが、2025年のQ1に出る噂があります。VCの割り当てがどれぐらいあるのかもまだ公表されていませんのでうり圧がどれぐらいあるのかもわかりません。しかしVCの数的に現時点はそれほど多く配分してないと思います。

Point

資産所持でポイントゲット、早期参加でポイントをより多くゲット。それほどシンプルである。

You engage with Resolv — you get points. You get in early — you get the boost. Simple.

リファ

リファ踏む人に20%のブースト、踏まれた人に10%が行きます。ポイントインフレはもちろんしますが、両方のメリットをある程度中和してくれています。上記が私のリンクでぜひ踏んでください。

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point倍率

具体的な倍率はこちらで一覧できます。エポックと言うのがあって、今のエポックですぐに入金すると50%のブースト、次のエポックでこのブーストの倍率が徐々に下がっていきます。

一番リスクの低いUSRの所持で30P毎日、BaseとETH メインネットにおいて違いはありませんがUIからでもETH のみ。

イールドがつくstUSRは5P毎日

PendleのYTは30/YT。現時点の倍数で計算すると1ドルにつき、360Pが掘れます。YT(Implied Yield)が下がれば下がるほど一ドルあたりの量が増えます。

Pendle

現時点Pendleとも提携して、プールを上場しています、ここのImplied Yieldが45%と少々高めで、満期は90日程度です。(メインネットのみ)

このマーケットの意味はstUSRの所持で最終的にもらえる全てのイールド(=Resolvのベースイールド+Resolvのポイントの最終的なバリュー)が44%を超えることを期待していると言うことです。

Resolvが破綻しない限り、10%程度のイールドは保証されるはずです。これをUnderlying Yieldと呼びます。

現在これぐらいついているのは「ポイントのバリューを年利換算された時に30%を超える」と市場の判断になります。

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ポイントはPendleの限定ブーストがあります、1YT(現時点12倍倍率、1ドルで12USRの効果)=30ポイント掘れます。

そして下記の図のよう1月までは20、満期までは15と徐々に掘れるスピードが下がります。

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やること

一番ローリスクの人はBaseでミントするだけで十分です。他のより進級的なストラテジーはこの段落もいらないと思いますので、上の段落をご覧ください。

まず上記のリンクでリファ登録して20%ブーストを確保します。

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完了したらトークンを購入するのみです。下記のリンクは私の設定済みのものでトークンペア選定済みです。

0x35e5db674d8e93a03d814fa0ada70731efe8a4b9

Baseのコントラクト↑

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Boost ブースト(Update on Jan 24th)

新規にBaseチェーンのPendleプールの追加とブーストの獲得について説明します。

ブースト最大化

下記のように3つのブーストが簡単に取れます、Resolvをやっている人は取得しないと損しますので、全部取ることの必要性を再度申し上げます。Grand Epochはこの記事を出した当初(12月)でしか取れないもので、すでに無理ですが、Dineroのものは10ドル程度のコスト、Refereeのブーストは完全に無料で取得することができます。

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Referee

登録していない人は必ず上記をタップして登録をすること。自分のポイントに20%ブーストされます。複数垢持ってる人は自分のメイン垢でリファ発行して踏ませましょう。

Hyperliquid

https://app.hyperliquid.xyz/portfolio

ARBチェーンのUSDCやUSDTを5ドル以上入金すると、Resolvのポイントが10%ブーストされますので、上記のリンクでサインインをして、サイトの指示通りに入金をしてください。

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Dinero

EthのLSTのPJで, pxETHを発行してResolvと提携しています。ここのpxETHを本当に15円相当持っているとブーストが追加されます。

ETHを買って放置するのみ。次の日で反映されます。必ず0.5ドル分のETH以上が必要です。

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Baseプール

ここのYTはResolvのwstUSRではなく(何かわからない方は初頭から読み直してください)、イールドのもらえないUSRでプールがあるので、実質Underlyingイールドが0でポイントだけを買っているわけです。それなのに31%のイールドが付いています。そのため、これのYTはリスクが少々高い気がします。

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これと異なり、ここのLPはメインネットのResolvのwstUSRプールと同様で、LPの全額にポイントが割り当てられ、元々ポイントがたまらないPTにも入るということです。なのであればPTやトークンをそのまま所持するよりはここのLPの方が相対的にお得と思います。リンクはこの段落の初頭にあります。Baseの任意のトークンから入れることができます。

USDC10万ドルの場合は300ドルのコストです。そしてイールドは毎週変動、大体13%が今です。横の16%は小規模垢、ローリスク垢と関係ない数字になります。Keep YTはどっちでもいいです、YTの分は完全に損することを覚悟した上でオンオフができます。

そしてPendleのLPは満期まで所有すると普通のLPが必ずあるIL(Impermanent Loss)がゼロになります。満期前で出すことができますが、少しコストがかかります。

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Gold

これで現時点の取れるコスパの最もいいブーストをカバーしたはずで、100%近くになります(入れた額の倍以上のポイントをもらえる)。GoldはやっているResolv関連アクティビティをカウントしたもので、7個達成するともらえます。

このGoldの上にさらに69%ブーストのStrong userというのがありますが、現時点それを取得するコストが少々高いです。

このGoldを達成するためにはトークン1以上所持タスク5つ+LP2ドル以上足タスク2つを完成するともらえます。

コスト:メインネットタスク2つのため、最低15ドル〜30ドル程度かかります。ガス安いときにやってください。

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個人的な推奨はBaseでRLP, USRを生で1以上取得、ETH チェーンでstUSR(USRを2つ取得して、1つをここにすテーキング), USR, RLPをそれぞれ1以上取得します。記事で文字が青くなっていますのでそれぞれのリンクになります。

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さらにBaseでAerodromeでRLP/USDCUSR/RLPのプールにおいてそれぞれ2ドル以上入金すること。

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Strong Users

気づいている人は気づいていると思いますが、ResolvのUI も更新されて、Strong Userをも簡単に取れることができるようになりました。これで最大のブーストになります。アクティビティ10個を達成すると付与されるものです。これまでのものをやって来たならばそれで7個をクリアしています。なのでNFTを購入せずにローコストで達成できる最大ブーストは134%になります!

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下記の2つはBaseで今反映されるものになります、ETH があれば簡単にできるもので、それぞれ1ドルずつしかコストがかかりません。

USR YT (Buy YT) USR LP (zap in)

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下記は同じくPendleのもの一個とドルの収益プロトコル、Level finnanceでUSRやRLPのデポタスクですが、自分のやってきたものを数えればよくて、総数が10以上になればStrong userという69%ブーストをもらうことができます。

wstUSR (buy yt) level finance (deposit USRもしくはRLP、どっちか一方でおk)

引き出し(Withdraw)

ブリッジについて

USRはStargateでBase&メインネットの間でブリッジすることができます。

swap

下記の2つがコントラクトになります。流動性は十分にあり、スワップをすると出すことができます。コントラクトをJumperなどようなDEXに入れると一番いいレートがあるはずです。

ETH

0x66a1e37c9b0eaddca17d3662d6c05f4decf3e110

BASE

0x35e5db674d8e93a03d814fa0ada70731efe8a4b9

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リスク

流動性は2つのチェーンを合わせて50M 程度あるとはいえ、合計TVLは650M ありますので、全員が一気に出すことはできません。なので、Depegのリスクがあります(USRが1ドル以下になること)ここの担保となるトークンはETHなので、直接ETH を引き出しに可能にするとDepegのリスクがさらに低くなります。

PendleBaseきたので、単純トークン所持より複雑だが有利です。Pendleの破綻リスク、Resolv自体のハッキングリスクなどもかねてあります。

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まとめ

Usual、Ethenaなど大量のステーブル系が最近現れたため、TVLも急成長しています。Ethena と比べさらにリスクを吸収する緩衝層を設けたことが最大な革新で、アーリーを優遇するために、ポイントプログラムに参加しても悪くはないと思います。YTのマーケットもUsualのせいで完全にFomo 状態になっていて、YTの値段が少々高いように感じます。

で先ほどの革新は多くの人がEthenaからの乗り換えの動機にはなりづらいと個人的に感じているので、EthenaがDelta Neutral系ステーブルのマーケットシェアを大量に占める現在で、結構似ているResolvに残されたマーケットのパイが少々少ないかもしれません。

私の感覚ではゴミのエアドロでもAPRといったら20%〜30%で徘徊しますので、そしてBaseより参入できますので、ステーブルの割合を増やしたい人でついでに低コストでエアドロを狙いたい人にとっては本当に最適なものと思います。

そして、HyperliquidにDelta Neutralのポジションを持っていることで、HLの成功と結びつける人も多数いますので、それに乗っかれるとポテンシャルがより大きいと思いますし、HLでの現物上場も期待していいと思います。

総合的な評価としてはUsual、Ethenaのように一新させるデザインではなかったように感じます。


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