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Stargate Earn

目次

  • Stargate Finance概要

  • エアドロ前後のデータ比較

  • イールドファーミング・流動性プール

  • イールドファーミング・ファーム

  • これからのエアドロ機会

概要

Layerzeroに関して過度な説明は必要ないと思います、最大なブリッジプロトコルの一つで、エアドロで賛否両論分かれましたが、需要はあることは間違いないです。

今回の記事はStargateでのイールドファーミングについてになります。

実際データを見てみると、今年の6月ぐらいにエアドロした後、資本の信頼を表すTVLは減っていなく、むしろ増えています。

Txの回数は激減しているのは、エアドロをファーミングしている人はこれ以上Layerzeroを使う必要がないと感じたからでしょう。ボリュームのチャート(右)を見てみると、実際の需要があることもわかると思います。

流動性プール

Stargateは全ての対応チェーンにおいて流動性のプールがあり、ユーザーはこの中にサプライされた流動性をもとに、トークンのブリッジをすることができます。

流動性プールの特徴

Stargateの流動性プールの特徴は、それぞれのチェーンごとにブリッジルートを開通するのではなく、資産ごとにプールを開通しています。これまでは2つのチェーンの間で資産を動いていたのに対し、Stargateは10数個のチェーンでの資産移動を可能にし、より低い価格でブリッジサービスを効率的に提供しています。

LPT

流動性提供者はUSDC, ETHのような資産を提供すると代わりに提供したことを証明するLPT(LPトークン)をもらいます。このLPTはプールにおける自分の資金の割合を示しています。

手数料

毎回のブリッジにはガス代(ブロックチェーンに支払う手数料)と別に、Stargateに支払う手数料がかかります、大体0.038%という極めて低いものになっています、これも人気の理由の一つです。

この手数料はveSTGホルダー(STGのロックバージョン)、流動性提供者とプロトコルで分けられています。

これとは別に、Rebalance feeというのがありまして、特定のプールの流動性を増やすために、プールをブーストするFeeです。取引所によくあるファンディングレートのようなものになっています。

LPT Farm

ここでのFarmingとは?

先ほどのLPTをさらにロックすることでSTGトークン(Stargateのガバナンストークン)をリワードとしてもらうことができて、このプロセスをファーミングと呼んでいます。

図解

流れとしては下記の図のとおりで、ユーザーは流動性となる金を提供してLPTをもらい、そのLPTをステーキングすることで(=Farming)ネイティブトークンのSTGを貰えます。STGをさらにステーキングすることも可能で、これはまた別の話題です。


SMUB Researchより

このファームの役割は:STGをさらなるインセンティブとして、長期的なLPになってくれることをインセンティブ付けをする。しかし、特に出金の制限がありません、ステップが一個多くなるだけです。

そのため、流動性を提供して、レシートとしてもらうLPTをそのままFarmの中に入れることを推奨します。

イールド(APY)

ETHのほぼノーリスクイールドはLidoの提供しているステーキングですが、そちらのイールドはETHという形式で3%、それに対して、少しリスクの高いStargateは倍の7%も提供していますので、結構魅力的です。

また、ETHチェーンだけでなくて、Lineaチェーンとか、Scrollチェーンでもプールがあり、実際もらえるイールドを得ながら、エアドロも狙えるという利点があります。

$STG

Layerzeroのトークン、ZROとは別に、このSTGトークンがあります。サプライは1B枚と制限されており、それ以上増やすことができません。

トークン自体の30%はCommunityに割り当てられており、その他は大まかですが、初期流動性やインサイダーで分けられています。

この30%のところがリワードブーストになっています。

The remaining 30.39% is dedicated to future community initiatives & the longterm success of Stargate Tokenomics

STGのガバナンスは珍しくしっかり作動しているDAOなのですが、STGの値段自体はやはり売り圧に耐えることができなくて、

ATHの4ドル→10分の1ぐらいの値段まで下落しています。

ファーミングの中に入れると下記のようにPending rewardのところで自分が掘れたトークンの量が表示されます。

また、トークンを下記のリンクを通してStakeすることも可能で、ロック期間が長いほど、より多くの投票権を手に入れることができます。

LayerzeroのエアドロでSTGの投票者にもエアドロがありましたが、STGの所有による値段下落の幅が大きかったこともあって、割に合わないかもしれません。

ちなみに、Layerzeroのエアドロで配ったのが8.5%のみで、残り15.3%が今後のインセンティブとして残されています。

OPと似たような感じでちょっとずつ配られそうですね。

推奨のデポジット先

Linea

去年の10月からテストネットをやって、ゴタゴタ一年ぐらい経ち、最近になってエアドロをするかどうかをあえて曖昧的にしているL2のチェーンです。本拠地がアメリカだから色々ややこしいと思いますが、やはり透明性がない、コミュニティーを重視しないことで罵声が高いです。

StargateのFarmの中にLPTを入れるとポイントが貯まるとFAQのところに記載がありましたが、私の記事に何か間違いありましたらぜひ指摘してください。

やり方は簡単で、上記のプールのリンクをアクセスして、Lineaを限定し、Lineaチェーンに入っているETHをこの中に入れればいいです。

最後にFarmに行って、自分のLPTをデポジットしましょう。

また、おまけにLineaのポイントの価値を算出してくれた方の書いた記事を乗せておきます、ChatGPTなどで翻訳して読んでみてください。

Scroll

現時点ポイント獲得できるかどうかは不明ですが、将来的にレトロアクティブにポイントが入る可能性は一応あるそうです。入れ方は先述の通りです。

その他も色々ありまして、自分で色々みて見た方がいいですね!

Risk

2022年からハッキングなどに遭わず、安定して運行してきたプロトコルですが、スマートコントラクトのリスクを受け入れてからこそこれぐらいのAPYがあります。

また、選んだチェーンによってもリスクが異なります。Linea側が資産を拘束することも理論上では可能です。

まとめ

Stargateというプロダクトは、多くのチェーンに流動性をもたらすし、非常にコスト面で見ても安いことで、私はエアドロの有無関わらずにこれから使っていきます。

私からの批判としては主に二点があります。

・流通しているDocsが乏しく、特になぜFarmingとPoolの両方があるだろうに関しても、STGのCommunity割り当ての用途についてももう少し公開資料の中で掲示して欲しかったですね。

・STGによるイールドブーストは多くのプロトコルと同様にやっていますが、STGの価値は落ち続ける一方なのが少し勿体無いです。StargateのDAO自体は多くの人から高い評価を得ています。

上記の内容を踏まえ、何も使っていない資産をL2で運用したい方はぜひオプションの一つとして考慮して見てください。参考記事の一番上のものと、先ほどのツイッターのArticleは追加で読んでみてもいいと思います。

参考


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