・主要指数
左:DAU(日ごとのアクティブユーザー数) 右:キャストとリアクション数
結果的に4月は3月のどの日よりも多い数値となりました。
▼DAU比較
3月 1.8万-2.0万
4月 3.9万-4.4万
DAU(1日あたりのアクティブユーザー数): 3月の18,000-20,000人から4月の39,000-44,000人へと増加。
ユニークユーザー: 49万人の総ユーザー数、うち過去7日間で少なくとも1回キャスト(投稿)等を行ったユーザーは約9.6万人(約20%のアクティブ率)
・DEGEN
5月1日よりClaim開始
本日(5/1)に今月のDEGENポイント⇒DEGEN(BASE Chain)へのClaimが可能となります。いわゆるエアドロが確定するタイミングです。今月、DEGENを受け取った方は以下のリンクからClaimしておくとよいでしょう。前回もClaimできる期限が定められていました。 https://www.degen.tips/
日本時間13時スタート予定でしたが、数時間遅れるれることがアナウンスされていました。
価格下落
$DEGENのトークン価格は3月末レベルまで大きく下落しています。理由を推測するのは不毛ですが、上位ポイント獲得者であった韓国のインフルエンサーがエアドロ対象からBANされたり、一部の国ユーザーがまとめて資格を失ったりしたことも影響しているという言説が流れています。運営側の対応は前回よりも厳しくなっているようです。
エコシステムの拡大:
今月はDEGENのレイヤー3チェーンのローンチ、NFTマーケットプレイス「zora」「Highlight」などがDEGEN(L3)に対応するなど、エコシステム拡大への動きも見られました。
Farcasterを中心としたエコシステムについてのビジュアルを紹介します
L2:BASE、Zora
L3:今後HamやOnchainなどBASE上でコインを発行しているコミュニティもL3公開を発表済み
L4:Degen Chainの $ATH はL4を公開予定
もはやガス代の軽減などの目的だけでなく、スタンスを明確にして独自の文化圏を醸造するためのL3、L4チェーン化という興味深い状況が生まれています。(ユーティリティとしては、ほとんどミームコインです)
・4月に実装された機能/盛り上がったアプリケーション
「カスタムキャストアクション」の実装
キャストの右下から機能を呼び出すことができるボタンです。開発者に公開されており、誰でも機能を登録することができます。frameと異なり投稿を必須としません。warpcast運営は「Choromeの拡張機能のようなもの」と表現していました。SNSを運営以外の手によって進化させていく試みが成功していますね。
・アカウントをカード化するアプリの流行
UNCUTS:5人のカードでの週ごとの成長率で戦うポイントバトル
FARCARDS:mintclubが主導するオンチェーンカード。カード所有者だけのDMグループの作成や、組み合わせによって新たなカードがMINTできる機能、HAMやPARLの獲得が有利になる機能など外部連携を強くしています。
warpcastでのSocialFiについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
・モバイル版ポータルアプリ「Degen Jeeves」
保有トークンの確認、人気アプリケーションへのリンク、ランキング、NFTトレンドなどwarpcastでのあらゆるリンクをまとめたスマホ向けアプリケーション(インストール不要)がローンチされました。 @degentip
・購入者限定チャット
以前流行したFriendTechのように、トークンのホルダー限定のチャットルームを作成するサービスが生まれました。
ClubCast:warpcastのframeでも限定投稿をシェアできる
alfafrens:インフルエンサーのアカウントにステーキングが可能(詳しくはPohe先生の記事がわかりやすいです)
以上、4月のwarpcastのトレンドについてまとめました。
5月1日~5日にはfarcaster初のリアルイベント「farcon」がカリフォルニアで開催されています。重要人物が集まるステージ、ハッカソンやサイドイベントなど盛大におこなわれるようです。かってNFT絶頂期におこなわれたNFTNYCを彷彿とさせますね。どんな発表がおこなわれるのか楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。