概要
Scrollは、Polychainなどから合計80Mの融資を受けているL2プロジェクトです。目立って強いVCはPolychainのみですが、最新のラウンドのValuationが1.8Bと他PJと比較してもかなり高いValuationだと言えます。
一種の指標にはいいと思いますが、トークンでた時の価値がこれを簡単に上回るとは限りません。Blastより弱めだが、似たようなポイントシステムを設けているチェーンと私は受け止めてます。
エアドロについて
scrollは、トークン発行やエアドロ自体は明言していませんが、5月ごろから「Scroll Sessions」という、Marksを獲得するという実質的なポイントプログラムを導入しています。また、メインネットが昨年の10月ごろから始まっていますが、Scroll Sessionsが始まる前のアクテビティを消費したガス代に基づいた形ですにMarksの形に変換しているため、エアドロがあるのであれば基本的にはMarksに基づいたエアドロになる可能性が高いのではないかと考えます。
Scroll Sessionsについて
Scroll Sessionsを簡単に説明すると、Blastのポイントプログラムに近いものです。しかし、Blastの場合は少額の資金でもソーシャルPJのアクティビティーでゴールドを手に入れたりなど、資金以外の指標でも高エアドロを獲得する方法がありましたが、scrollは完全に資金量によってMarksが付与されるので、完全資金力勝負であるのが大きな違いです。
※8/1アプデ
完全資金力勝負だったですが、それに加え、Canvasという新たなシステムが導入されました。そちらについても詳しく書いておきます。
1Bぐらいの資金が入っているので、Scroll単体は私はあまりと思いますが、多重取りができればそこそこの利回りにはなれると思います。
Marksの獲得方法
Marksの獲得方法は、Dexで流動性提供をする、Lendingに預け入れる、Scrollチェーンでトークンを保有するという主に3パターンあります。獲得レートについては公式的に明らかにされていませんが、検証している方がいたのでそれを引用させていただくと、
1日 / 1 $ETH あたりLPだと約30Marks、Lendingだと約20Marks、Walletでホールドすると約10Marks獲得できるそうです。
また、LPで組む場合同じ資金量でもペアによってレートは違い、ETH/wst ETHのようなボラがないものよりも、ETH/USDCのようなボラが大きいリスクのあるのものの方が稼ぎやすいです。詳しくは下記ツイートを参照してみてください。
ScrollのエコシステムPJを紹介する前に注意事項ですが、前述のようにLPやLendingに預けたほうがWalletに保有するよりも効率よくMarksを稼げます。しかし、それに比例してリスクが伴います。預けた先のPJがハッキングされれば、資金が戻ってこない可能性もあります。またLPを組む際も、ボラのあるトークンだとインパーマネントロスが生じる可能性が高いです。基本的には、効率を求めると同時にリスクをも伴う点に十分に留意してください。
Ecosystem
※一番最後にまとめの段落をおいています。
Dex (LP)
https://cryptoacademy.co.jp/member/?p=891
現在、DexでMarkを獲得でき反映されるものは、Ambientぐらい。その他はSyncswapかNuriとかありますが、資金調達額ゼロのUniswapフォーク(コピー商品)なので、私であればAmbientしか選びません。
ambitは、自身でレンジ範囲を設定して、流動性を提供します。また、他の人の流動性提供のレンジをコピーすることもできます。結構面白いなデザインを持っているDEXです。やり方については上記のリンクをたどってAmbientの記事をお読みください。(Discordでパスワードを聞くとボットが回答します)
また、やり方わかる方は→https://ambient.finance/
Lending
現在、LendingでMarksを獲得でき反映されるものはAaveになります。現在は反映されていませんが、Rho marketsやLayerBankなどに預けた場合も遡及的にMarksが反映されるそうです。
目立ったエアドロ二重取りPJはなさそうでうですが、安定感でいうならAaveだと考えます。トークンはすでには発行済みで、かなり古くからある老舗Lendingです。Aaveは、12chainに展開しており、Lending ProtocolのTopのTVLを誇るPJです。
資産保有
ETHやUSDCの他に weETH(ETHfi)やStone(StakeStone)の保有でも、Marksが獲得できるようになっていて,Dexに比べるとMarksのレートは劣るものの、scrollチェーンでの保有により多重どりができます。
Mitosis
強み:これ独自のエアドロはそこそこ期待できるのでは?
弱み:Etherfiの$eETHのみ対応
Scrollを狙っているよりは単体で狙ってでかつScrollも稼げると言う位置付けと考えています。Marksは遡及的に配布されます。
Pencil
強み:対応資産が多い
弱み:これ単体のエアドロあまり期待できなさそうなので、Scrollを本気で狙おうとしている人が適しています。
Scroll SessionsのAssetsに位置付けられているので、MarksのレートはAssetと同じ可能性がありますが、(まだmarksは反映されません)Pencil Protocolという、Staking Protocolがあります。Pencil Protocolは、OKXやAnimocaなどから2.1Mの融資を受けているプロトコルです。
これは別の記事を書きました、上記をご覧ください。
今現時点すぐにScrollのMarksは反映されませんが、遡及的に反映されるそうです。
ここは現時点160M程度のTVLがあり、これの規模のProtocolではそこそこです。
まとめ
・Mitosis
PJ 自体が強い、運営の仕方も個人的に好きです。彼らのポイントシステムはEtherfiとコラボしてるだけであって、ほぼ完全にEtherfiのコピー見たいになっています。また、ここは独自チェーンを作るので、トークンのユーティリティ的にも上なのは間違いない。
・Ambient
トークンのユーティリティが弱め(あるのであれば)、LPをする必要があり、ちょっとめんどくさい。結構前からあったものなので、ここ単体のエアドロはさほど期待できない
・Pencil
トークンのユーティリティが弱め(あるのであれば)、運営の方向が少し不明確ですし、Modさんですらこのプロトコルのこれからの資産運用について知らないので少し弱め、だが、非常にScrollネイティブでScroll側からは好かれています。(他のプロトコルと比べて)
Canvas
概要
Canvasというのは資金ゲーではなく、エコシステムを触ってSwapやオンチェーン活動をすることで、バッジを獲得することができ(Galxe内のオンチェーン活動に似たようなもの)それが、Scroll Marksのsession2として、ポイントに変換されるということです。現時点でどれくらいの変換レートなのか、資金を預けることと比較してどれほどの効率の良さがあるかはわからないのですが、資金を預けることという今までとは違うアプローチの仕方になると思うので自信ができる範囲でやってみてもいいかもしれません。
Etherfiも二回のエアドロにおいて小魚救済があり、そこそこのAPYになりました。小魚救済がありそうなところは一定程度の資金(推奨は 0.1~0.5 ETHの間ぐらい)で複垢をすることが一番最大の利回りを得ることができると思います。
現在、獲得できるバッジの数は、全部で18個ありました。ただ、結局は資金となるものもあるので、できそうなものだけやるというのでも十分だと思います。
取得
上記のサイトはバッジを取得するダッシュボードリンクになります。タスクを完成したらみんとできるものが自動的にダッシュボードに反映される仕組みになっています。これから具体的なタスクを話ます。
Badgesをタップして、Exploreに入り、自分の取れるものを閲覧できます
・Ethereum Year Badge
自分がEthを初めて触った年でこのバッジのデザインが変わります。2023年から触り始めている人は2023になるはずです。そのままダッシュボードでMintできます。
Symbiosis
Symbiosisにおいて、500ドルブリッジしたら、Symbiosisのほぼ全てのバッジを取れます。一個だけScrollチェーンでSymbiosisを利用してスワップするタスクがあります。
スワップは上と下を同じScrollチェーンの別のトークンに設定すればいいです。
別のブリッジ系
タスクサイトをアクセスして、150ドル分ぐらいをScrollチェーンにブリッジすればいいです。
・Ambient swappor
Ambientにおいて500ドルをスワップすること。ETH→ETH系の資産 などを推奨します。(次のバッジの取得のために)
・Ambient Providoor
同じリンクのために省略します。
これに関してはAmbientでLPをすることを意味します。最低は1000ドル入れないとバッジはもらえません。
流動性はペッグされている資産にすることで損のリスクが一気に低くなります。レンジは別にずっと入れているつもりないのであれば何でもいいです(ペッグされている資産に限りますが)
私は結構狭いレンジでバッジ取りのために設定しています。
Ambient Fillor
同じくAmbientでLimit に設定して、リミットオーダーをすること、これは実際執行された時にのみバッジが取れます。なのですぐにとりたい方は値段の設定ができるだけ今の市場に近い値段にすること。上記のリンクはそのまま書きのスクショと同じになるように設定済みです。
完了したらこのようになります、Claim をクリックすると金を受け取ることができます。
こちらは4万ドルのLPをすることが要件なので飛ばします。
Zebra
このタスクだけ即時反映ではなく、1時間程度かかります。500ドルのスワップ+1000ドルのLPをすればいいです。先のAmbientと同じです。
Trustgo
https://scroll.io/canvas/badge/0x2c9131bb47185304bc259821cd322a8f32de38fdc2143b8e70833bd778fcb12c
タスクサイトに行きMintをするのみ、自分は本当の人ですという証明で、なぜかLineaチェーンでしかMintできません。
Domain名
タスクサイトに行き、ドメイン名を検索して購入するのみ、三ドルコストかかります。
NFT mint
https://scroll.io/canvas/badge/0x8e60114cfa697c5c23b751c406281cc18701c3afcb2dec7576a2afc0bc6fd3e5
上の方のリンクがバッジのMintリンクでしたの方はNFT作成リンクになります。
NFTを作成することでバッジをMintできますが、写真を貼って、空欄を全部適当に埋めて、赤色矢印でScrollを選択しなおし、最後にDeploy をクリックして0.3ドル分の手数料を払えば完了します。
Pencil
https://pencilsprotocol.io/farming
Pencil単独の記事をも出していますが、記事にこのプロトコルのリスクなどを記載しています。
ここに 0.5 $ETH を28日入れることで両方のバッジゲットできます
0.1 $ETH の一個したのバッジもあります。
私んがいいと思っているのはこちらのPufferのVaultになります。記事をお読みください。
注意
一部の金かかるタスクを省略しています。大体はこれでカバーできたと思います。
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